GW明けの週末、
すっかり通常モードに戻っている頃でしょうか。
ところで、5月病になどなっていませんか?
新年度が始まり、
社会人なら就職や部署異動
学生なら入学やクラス替えなど
環境の変化に対応しようと頑張ったGW明け、
急になんにもやる気が起きなくなっちゃう。
それが5月病です。
なんかやる気が起きないのよね・・・
なんていう気持ちの問題だけじゃなくて
「体が重くてだるい」「頭が痛い」
「眠れない」「食欲がわかない」
など、体調にも変化が起きたりします。
こういった症状、
なんと2人に1人が経験しているとか!
それでも、
普段どおりの環境に徐々に戻っていければいいけど、
症状が長引くと
うつ病や適応障害に進行してしまう・・・
なんていうケースもあるから気をつけないと!
どんなタイプの人が5月病になりやすいかというと、
やっぱり一番は「生真面目な人」ですよ。
「生真面目ねぇ」って言われると
なんとなく褒められた気がしなくて
反発心を感じたりしません?
言葉の意味としては生真面目って
「非常に真面目」っていうこと。
真面目や誠実って確かに褒め言葉だけど
生真面目と言われちゃうと
欠点がクローズアップされる感じがしますよね。
融通がきかない・思考に柔軟性がない
そう言いたいの?
って反発心がムラムラ湧いてきちゃう。
まぁ、確かに「生真面目ね」なんて
発言する側の人間は
嫌味として使っていることがほとんどでしょう。
でも、生真面目って決して悪いことじゃないと思うんですよ。
結局は真面目ってことですからね。
何かを得ようと思ったら
真面目に取り込むことって絶対必要。
それができなかったら
結果も期待できないです。
問題は、その性格のデメリットが
本人に跳ね返ってしまうことだと思うんです。
融通がきかないって思われても
実際に仕事やプライベートで
支障が出るくらい他人に迷惑をかけなきゃいいんです。
生真面目って言われるくらい真面目な人って
何事にも一生懸命取り組むじゃないですか。
新年度なんて
多かれ少なかれ環境に変化が起きます。
会社員だったら
自分に部署異動がなくても
新人が入ってきたりね。
子育て中のママにしたって
子供が小学校入学、中学校入学という
大きな節目じゃなくても
学年が変われば時間割を始め
スケジュールに若干の変化はあるし
新しい父兄との関係を築かなくならなくなったりするでしょ。
生真面目な人って
そういったちょっとの変化に弱い傾向はあります。
自分のやってきた方法が上手く行かなかったり
イレギュラーなことが起こったりすると
とたんにストレスを感じやすい。
もちろん、
真面目だから目の前のことには
一生懸命取り組みます。
それが思ったような結果にならなかったりすると
ひどいストレスを感じて
心身に悪い影響が出ちゃうというわけです。
「生真面目な人は5月病になりやすい」
なんて聞くと、生真面目な人は
じゃあどうしたら回避できるんだ!
ってまじめーに考えちゃったりします。
いや、もうドツボ。
まずね、生真面目だと言われる人って
本来ストレス耐性が強いはずなんです。
自分の決めたことはやり抜くという根性を持っているから
基本的に我慢強い。
それにプラスして、
自分が疲れていたり壁にぶち当たっていることを
他人に知られたくないタイプが多い。
だから、
今まで嫌なことや困ったことが起きても
自分の中でうまく消化してきたはずなんですよ。
それがGWのような大型連休で
すっかりペースを崩しちゃって
ストレス耐性のある生真面目さんでも
心身の不調につながってしまう。
実際に連休を取らなかったとしても
世間全体が休日モードですからね。
そういう精神状態の時って
普段はまわりの人へのフォローも完璧な生真面目さんでも
視野が狭くなってます。
こんな風に書いている私ですが、
実は生真面目とは縁遠い性格なんだそうです。
娘は高校3年生なんですね。
その娘によく
「お母さんのノーテンキな思考回路がムカつく」
って言われちゃうの。
私としては
結構物事を真面目に考えるタイプだと
自分では思ってたんで納得いかない!
で、最近
彼女に自分のこと生真面目だと思う?
って聞いてみたんです。
そうしたら意外な言葉が帰ってきました。
「そう思う」って即答だったんです。
常日頃、彼女は我が娘ながら
寝坊はするし課題はやらないし
生活態度を見る限り真面目とは程遠い。
でもね、話をしているうちに気付きました。
行動は伴わないけど
少なくとも思考は生真面目なんだな、って。
どうして自分のことを生真面目だって思うの?
って突っ込んで聞いてみました。
それで、
計画表の話になったんですね。
例えば、学習計画表を作るとします。
娘は、その計画表通りに出来なかったら
ものすごくストレスになるらしいんです。
そうなると、もうやる気がパタッと無くなっちゃう。
親としては
勉強ってちょっとずつでも積み重ねていくものでしょ?
なんで止まっちゃうの!?
ってイラッとします。
0か100、やるかやらないかって極端なんですよ。
今は学生だから
勉強しなければ成績が下るだけ。
基本的に被害を被る人はいません。
全部自分に跳ね返ってくるだけだから
行動がゼロになったとしても生活していけます。
でも、これが社会人だったらそうはいきませんよね。
仕事のやる気が起きないからって
勤務時間中にスマホをいじってたら大問題です。
「なんとなくだるい」なんて理由で
会社を休むわけにもいきませんしね。
特に生真面目な人はできないでしょ?
計画表って作ったことありますよね?
学生時代、どんな風に書いてました?
娘はそれはそれは細かいんですよ。
○時~○時:夕食
○時~○時:入浴
○時~○時:数学のワーク10P
○時~○時:生物のワーク10P
って感じで。
私だったら
○時~○時:夕食と入浴
○時~○時:数学・生物
ってくらいで終わっちゃう。
それと、一番違うところだと思ったのが
計画表を作っている時の気持ち?気合い?
私は計画表ってあくまで「計画」って思ってるんです。
できないこともあるよね、
っていうのが思考の中に折り込み済み。
でも娘は「できる」って真剣に思ってるんですよ。
そりゃあ、出来なかった時の
自己嫌悪と言うか
落ち込み具合がひどいのも納得です。
あくまで計画なんだから
出来ないこともあるよって慰めでもダメ。
だったら計画立てる意味がないじゃん!
って言われました(^^;)
これはもう性分ですからね。
性格とも言えるかな?
そんな娘に常日頃説いている言葉があります。
性格は変えられないけど
思考は変えられるよ、って。
「思考を変える」ってまだ漠然としてますよね。
計画表に例えると
着眼点、見る角度を変えると
違う面がクローズアップされてきます。
計画通りに出来なかった日の行動記録を並べて書くんです。
○時~○時:数学のワーク8ページ
○時~○時:生物のワーク3ページ
入浴の時間がずれ込んで
予定時刻通りに勉強を始められなかったら
それもきちんと書く。
生真面目な人は
「計画通りに出来なかった」
という大枠の失敗にばかり目が行ってしまいがち。
実際の行動や成果を書き出してみると
・時間が足りなくて数学が予定の半分しかできなかった
・数学は予定通りやったけど生物の時間がなくなってしまった
・夕食と入浴の時間が思ったよりかかってしまった
という問題点や改善点も冷静に考えることができます。
このね、
文字にするっていうのが大事です。
頭の中でこれをやった、あれが出来た
って考えているだけより
文字で再確認するとぐっと自己肯定感が上がります。
ぜひお試しあれ!
5月病と言われる心身の不調は
一般的にはGW明けの5月上旬に現れます。
でも、最近はその頃には平気でも
5月の下旬や6月上旬に変調をきたす人も増えているとか。
「なんとなくだるい」
とか
「何事にもやる気がおきない」
そんな時は無理をしないで
十分な休息と規則正しい生活に
いつも以上に気を使ってくださいね。
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さくりお
2013年から3年間独学で中古本せどりをスタートするも作業に追われ断念。時が経ち、正しいやり方をすればあっけなく稼げることを実感しました。スキマ時間でも月に5万円の副収入を得る方法を発信中!
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